咬合
2021.10.17
今回は、咬合についてお話ししようと思います
まず咬合とは何か?
咬合とは「上下歯牙の接触関係」のことを言います。
食べ物を噛んだり、顎を動かしたりした時の上下の歯の接触関係のことを咬合と言います。
そして歯科においてこの咬合というものが歯科医院の良し悪しに関わってくることが多いです。
なので咬合が上手な歯科医師は「あそこの歯医者の先生は上手!腕が良い!」と言われていると思います。
そのくらい咬合というのは歯科にとって人の生体にとって重要なのです。
正常咬合
咬合では正しい咬合のことを『正常咬合』と言います。
では、この正常咬合とはどのような時にどのような定義で正常咬合と言うのか?
まず正常咬合には 理想正常咬合・個性正常咬合・機能正常咬合などいくつか種類があります。
では、このいくつかの咬合は何が正常なのでしょうか?
それは、ちゃんと噛めること・ちゃんと動かせること・安定した下顎位を保持できることが達成していることだと考えられます。
正常咬合とは 『安定した下顎位の保持』
『適切な咀嚼』
『適切な運動』
を達成できた咬合が正常な咬合 すなわち『正常咬合』と言えるのだと思います。
いかがでしたでしょうか?
次回は「総義歯の咬合」についてお話ししようと思います。